涙雨

霧が漂う

外は雨

あなたを想う人々の

深い悲しみが充満する


今日あなたは息をひきとった


霧が漂う

外は雨

私の涙を隠してくれる

あなたの優しさを感じました


光が差す

明日は晴れ

私の笑顔を照らしてくれる


ありがとう

いってきます

いってらっしゃい

届くまで

叱咤は要らない。
激励も不要。

ただ嘘でも良いから、

褒めて欲しい。

私の行動を認めて下さい。

褒めて伸ばして。
貴方に手が届くまで。

「ごめんなさい」

思った頃には後ろを向いて

云った頃にはもう居ない


意味を持たない私の言葉

虚しく胸がずきりと痛む


あなたの笑顔を

奪うつもりはなかったのに


もう一度　もう一度

あなたと一緒に

笑いたかった

おなかが空いた

僕はフォーク
あなたの悪夢
全部ぜんぶ
ズタズタにしてあげる

私はスプーン
あなたの悪夢
ぜんぶ全部
跡形もなく食べたげる

僕はフォークで私はスプーン
安心して夢を見て

僕はフォークで私はスプーン
ふかふかのベッドで眠りについて

僕はフォークで私はスプーン

さあ

とびっきりの悪夢を振舞って

love...

少しだけ　少しだけ
貴方にだけ聞こえる様に
小さく　小さく
好きだよって呟くの

驚いた様な顔をするのね
そっと　そっと
私は細く微笑んで
優しく　優しく
貴方に告げた想い

もっと信じて私の愛を
もっと愛して私の恋を

こんな気持ち貴方以外には
あげないから